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Emonda(エモンダ)かDomane(ドマーネ)か、SL 5 グレードの比較

2019年10月5日

バイク

台風などで天候が不安定ではありますが、この週末は天気がいい方向に回復してくれました。相変わらずサイクリングに最高の季節ですので楽しむなら今ですよ!

さて、先日から2020シーズンの注目バイク、Emonda SL 5 DISC、Domane SL 5 DISCのご紹介をさせていただきましたが、

 

ヒルクライムに最適なカーボンロードバイク、Emonda SL 5 DISC

ミドルグレードも更に進化!2020 TREK Domane SL 5 入荷!(トレック ドマーネ)

 

どちらも魅力的なモデルだけあって、どちらが良いか、迷ってしまいます。

そんなわけで、今回はそれぞれの違いについて注目してみたいと思います。

2020 TREK Emonda SL 5 DISC

カラー:Emerald Iris、Matte Trek Black、Mulberry

サイズ:47,50,52,54,56,58,60

税込価格¥308,000

 

2020 TREK Domane SL 5 DISC

カラー:Matte/Gloss Nautical Navy、Purple Flip、Rage Red

サイズ:44,47,50,52,54,56,58

税込価格¥349,800

 

フレームの素材

エモンダ、ドマーネの違いというと、もちろんフレームの違いが大きいです。

使われている素材という意味ではどちらもSLグレードのため同じで、500シリーズのOCLVカーボンが使用されています。

軽さ、剛性、振動吸収能力、強度など、非常に高い性能バランスの素材です。

素材は同じですが、それぞれ大きくフレーム形状、仕様が異なります。

 

軽さと反応性を求めた一見シンプルなフレームのエモンダ

エモンダは、トレックのラインナップ中最もシンプルである意味クラシックなフレーム形状を採用しています。

もちろん、一見シンプルながら、高い設計技術で計算された各部のパイプ形状は複雑なものになっています。

軽さと反応性を重視しており、ロードバイクとしてレースからロングライド、ヒルクライムまであらゆる方面に活躍しますが、得意分野という面ではヒルクライムや加速感のある走りです。

トレック独自のシートマスト構造のおかげで、振動吸収性能も一般的なロードバイクから比べると十分に優れているため、ロングライドにもばっちり対応してくれます。

全体にシンプルなだけあって、ドマーネと比べてお財布にやさしいです。

 

振動吸収を高める特殊なフレーム形状のドマーネ

ドマーネの方は、何とも最先端の技術を感じさせる特殊なフレームとなっています。

代名詞ともいえるISO SPEED(アイソスピード)構造は、シートとフォークを積極的にしならせるためであり、特に違和感もなく、高い振動吸収性能を発揮します。

また、フレームの寸法設計(ジオメトリ)も大きく異なり、ドマーネの方はより直進安定性が高く、重心が低く、ハンドル位置は高めになっています。

そのため、初心者の方であってもふらつき難く、楽な姿勢で走ることが可能です。

今回のモデルチェンジでケーブルの内装方式が変更になり、フレーム形状と相まって、空力性能を高めてきました。そのため、ハイスピード走行もしやすくなり、より平地で気持ちよく走れるようになっています。

 

フレーム重量の違い(軽さを求めるならエモンダ)

エモンダはシンプルな分、ドマーネは複雑な構造の分、やはり重量という面ではエモンダに軍配が上がります。

エモンダSL5 DISCの記事でも軽く書いていますが、完成車のスペックでは、エモンダの方が600gほど軽く仕上がっています。

ちなみに、フレームセットの重量差で言うと400gほどなようです。

ヒルクライム方面を重視したい方は、エモンダの方が間違いなく有利です。

 

拡張性の違い(通勤仕様はドマーネが便利)

エモンダは全体的にシンプルな、”ロードレーサー”という感じに仕上げてるため、フレームの拡張性はほぼありません。

しかし、ドマーネの方は、フェンダー用のマウントや

内蔵のストレージにも対応しています。

ドマーネは普通のロードバイクとしてももちろん活躍しますし、フェンダー類をつけて、全天候型の通勤仕様にカスタマイズすることも容易です。

 

タイヤのクリアランスの違い

求めているスペックの違いもありますが、それぞれ対応しているタイヤの幅が違います。

エモンダの方は標準が28C,

ドマーネの方は標準が32Cとなります。

ドマーネは公式に38Cまでの対応とされていますので、かなりクリアランスは大きめです。

 

ちなみに、エモンダの方、フロントは32Cでも意外と大丈夫でしたが、

リアの方はちょっと厳しめでした。

ホイールのセンターがあっている状態、振れが無い状態であればぎりぎり入りますが、何かあった時が怖いですので、やはりエモンダは28Cまでで抑えておいた方が無難です。

より振動吸収性能の高い、あるいはちょっとしたグラベルも走れるようなタイヤも含めた、選択肢の広さはドマーネが圧倒的です。

グラベルライドや、極限まで快適性を求める場合はドマーネ、オンロードの走行のみで良く、普段使いはしない方であればエモンダでも十分とも言えます。

 

ちょっと番外編?BB規格の違い

それぞれ採用されているBB規格が違います。

エモンダはトレック伝統のBB90が採用されています。

フレームに直接BBを圧入する規格ですが、クランクの規格目いっぱいまでフレームを広げているため、剛性と軽さに優れます。

ドマーネの方は最新の規格であるT47が採用されています。ねじ切りのBBの中で、最大の内径と幅を持つ規格です。

ねじ切りの方が整備性に優れるとはよく言われています。

また、T47の場合、対応するクランクの軸規格が幅広いのも特徴です。

BB90の場合、例えばBB30など太いシャフトのものは一切使用できません。

T47の場合、今後の展望も含めてですが、おおよそあらゆるクランクに対応可能です。

パーツの選択肢の幅広さも特徴の一つです。

 

ドライブトレインの違い

フロント側のギア構成は同じですが、リアのスプロケットとリアディレイラーは違い、

エモンダの方はリアスプロケットが標準で11-28で、幅が狭い分より細かいギア選択が可能です。

ドマーネの方は、大き目のギアが付いており、標準でも11-34Tとなっていますので、坂道での余裕が大きいです。

よりスポーティな走りを求める方はエモンダ、余裕のある楽なライドをしたい方はドマーネが適しています。

 

エモンダSL 5 DISCの特徴まとめ

・軽量で反応性に優れるオールラウンダー

・十分な快適性も併せ持つ

・28Cまでのタイヤで軽快な走りが可能

・シンプルなフレームな分価格が控えめ

・安定感&制動力抜群の油圧ディスクブレーキ

 

以上の点から、ヒルクライムがメインの方にはもちろんおススメですが、快適性も十分なため、ロングライドへのチャレンジももちろん容易です。軽さがすべてでは決してありませんが、やはり気になる部分ですので、軽さを重視しつつ、様々なことにチャレンジしたい方にもおススメです。

 

ドマーネ SL5 DISCの特徴まとめ

・安定感&振動吸収性に優れるエンデュランスモデル

・空力性能も高く、よりスピードの速い走りにも対応

・グラベルロードクラスの38Cまでのタイヤに対応し、用途の幅が広い

・フェンダーなどの拡張性にも優れる

・安定感&制動力抜群の油圧ディスクブレーキ

 

以上の点から、ロングライドにチャレンジしていきたい方、快適性も重視しつつ、ハイスピード走行を楽しみたい方に最適なバイクです。さらにグラベルロード的な乗り方にも興味があるけど、かといってロードバイクらしいスマートなイメージを求める方にもぴったりです。

 

簡単にではありますが、おススメモデルの比較でした。それぞれ特徴があり、求める性能によって良し悪しは変わってきます。どういったことにチャレンジしたいのか、どのような目的かなど、迷っている方は是非一度ご相談ください。ぴったりなバイクを探すお手伝いをさせていただきますよ!

 

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