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Trekのe-Bike Allant+8で半バイクパッキング自転車キャンプ 準備編
2021年11月1日
秋のサイクリングには良い時期ということで、冬前に色々走っておこうと楽しまれている方も多い時期かと思います。
そんな中、私もかねてより興味があったジャンルにチャレンジしてみようという計画がありました。
何かというと、自転車でのキャンプです。
自転車だけでも楽しい、キャンプだけでもきっと楽しい(こっちは初めてです)、二つ合わせればもっと楽しいということで、夏ごろからこっそり準備を進めていました。
今回天候にもなんとか恵まれ、ようやく実践の機会が取れましたので、どんな感じだったのかをご紹介しようと思います。
割と長くなるので、今回はまず準備編です。
自転車キャンプにおける機材選び
まずはこちら、自転車でキャンプに行くうえで、自転車は何が良いか、というところからです。
キャンプということで荷物が多いわけですが、大まかな選択肢として、
<キャリアが取り付けできる車種で、大容量バッグを使用する>
・積載できる荷物の量が多い
・重量が重くなる
<キャリアを使わず、バッグのみを使う(バイクパッキング)>
・積載できる荷物の量が限られる
・比較的軽量に出来る
の2通りの方法があります。
それぞれメリット、デメリットはあり、キャンプでどういうことをしたいか、どういった荷物が必要かによって選択肢は変わります。
で、今回私がしたかったことは、
・キャンプ
・焚火
・BBQ
の3点です。
ただ、キャンプに関してはド素人ですし、どういったものが必要かはっきりしていないため、荷物は多くなるだろうとは予想していました。
そんなわけで、今回はキャリアを使用する前提で、バイクパッキングも併用しつつ、という感じにしてみました。
というわけで選んだ試乗車はこちら。
Trek e-Bike Allant+8 税込¥473,000
キャリアは標準装備で追加部品も不要、タイヤは太いから荷物が増えても安心、オフロードもある程度は問題なし、
そして、重量が増えてもアシストがあれば楽ができる!というのが主な理由です。
キャンプ道具はなるべくコンパクトなものを
自転車でのキャンプにおいて、キャンプ道具などはなるべくコンパクト、軽量なものを選ぶのが大切です。
とはいっても、私は専門外ですので、餅は餅屋、ということで
金沢市新堅町に位置するキャンプ道具の専門店、ALASKA MOUNTAIN STORE 様に色々教えていただきました。
やりたいこと、移動手段などなどお伝えして選んでいただいたのがこちら。
昨今はキャンプも人気のアクティビティということで、入手も難しい中、すぐに手に入るものからピックアップいただきました。
今回は、キャリアを併用することにしたため、積載に余裕が出たので変更した部分も実は色々あります。
そのあたりは、今後キャリアなしのバイクパッキングバージョンも予定しておりますのでそちらで。
キャンプ道具のご紹介は今回は割愛しますが
左から
・シュラフ(寝袋)
・テント
・グランドシート
・椅子
・ランタン
・クッカー、ジェットボイル
・テーブル
・パドニング用ナイフ(包丁兼任)
・焚火台
・スリーピングマット
などです。
ここに、衣類、食料、身の回りの物が加わります。
バイクパッキングの場合、極力荷物を減らすため削れるものは削るという感じになりますが、キャリア併用の場合は余裕が大きく、キャンプそのものも充実させやすいのがメリットだと思います。
今回も、シュラフ、テントなどいわゆるウルトラライト系に近いものから選んではいますが、実はそこまで極端なものはありません。(単純に在庫がなかったというのが理由ですが・・・)
スリーピングマットもインフレータブルタイプが手に入らなかったため、普通のものになっています。
ここから、パッキングに使うものですが
Bontrager City Shopper Pannier 税込¥14,500 ×2
容量は約23ℓと、ボントレガーの大型パニアバッグになります。
Allant+8のキャリアは、キャリア上部には基本的にものを積載できないため、サイドに取りつけるパニアバッグが必須となります。
容量が非常に大きく、
一つのパニアバッグには先ほどの
[テント(ポール以外)、グランドシート、椅子、ランタン、テーブル、ナイフ、焚火台]
がきれいに収まりました。
もう一つは
[衣類、クッカー、ジェットボイル、食料]
が詰まります。
Ostrich wrap B 税込¥2,750
こちらは急遽取り寄せたものですが、オーストリッチのバイクパッキング用品の一つです。
本来はフロントフォーク用の特大ケージに荷物を括り付ける補助をするためのバッグ?です。
中に小物を巻き込むことも可能なのですが、今回は
スリーピングマットと、テントのポールを、キャリア上部に無理やり括り付けるために活用しました。
テントのポールが今回ある意味最大の誤算で、
本当は後述のフレームバッグに入れるつもりでしたが、入らなかったため、急遽この形をとりました。
Bontrager Adventure Boss Frame Bag 税込¥10,900
こちらは、また後日別件にてご紹介しますが、ボントレガーの新型フレームバッグです。
新型チェックポイントへのボルトオンに対応したほか、サイズ展開が豊富になったのが特徴です。
今回Allant+8のMサイズのフレームには2.5Lのモデルがベストマッチでした。
こちらにはパンク修理道具やちょっとした小物を入れました。
今回私は、貴重品などは小さめのバックパックで背負っていたので必要としませんでしたが、貴重品など取り出しやすくするうえでよく活用されるのがフレームバッグ類です。
以上のものを取り付けた状態がこちら。
それっぽくなりましたね!後ろ側はキャリアベース、前側はバイクパッキングベースということで、半バイクパッキングですかね?
パニアバッグはパンパンです・・・。予想以上に物が入って助かりました。
バイクパッキングの場合、後ろ側は大きめのサドルバッグを使うため、重心が上がります。
その点、パニアバッグは重量物をなるべく下の方に移せるため、安定感はより高くなってくれるというのも利点です。
スリーピングマット等をまとめて、キャリア上部にトゥーストラップで固定してあります。
トゥーストラップはパッキングの際、非常に便利です。
Allant+8のキャリアには天板が無いのですが、パニア二つに挟まれる形で意外と安定してくれました。
ボトルケージはサイドプルタイプにして、500mlタイプのボトルが普通に出し入れ可能です。
シュラフの方は、ALASKA MOUNTAIN STORE 様に入荷していた、オートバイなどでも使えるパッキング用の袋を介して、ハンドルに括り付けています。
バンドは車載用に使っているものです。
Allant+8に標準でついているライトががっつり隠れているので、とりあえず普通のライトをハンドル上にマウントしてごまかしました。
本来前後左右のバランスをなるべく合わせるのが定石ではありますが、かなりリアヘビー状態です。
しかしそこは電動アシスト、Boschの最高峰ユニットの高トルクにすべて任せて走ります!
むしろよりトラクションがかかりやすくて良いかもしれませんね。
パッキングした感想としては、キャリアやパニアバッグがあると、あまりごちゃごちゃ考えずに適当に詰めていっても何とかなる、というところです。
これがバイクパッキングだと~と色々考えながら気楽に詰め込んでいました。
キャンプ道具の選定にも選択肢が増えてくるので、キャンプそのものを中心に楽しみたい方はキャリアを使う方が楽だと思います。
そして、e-Bikeという点に関しては、何より重量が増えても気にならない、これにつきます。
元々重量があることを念頭に置いているため、タイヤの選定やフレーム強度なども心配は当然ないですし、重量級の自転車にとって一番つらい、漕ぎ出しと坂道においては低ケイデンス段階からしっかりアシストをしてくれます。
エコモードなら走行距離は160kmまで伸ばせますので、キャンプ場の選択肢も十分に広げられます。
スピード域は高くはなりませんが、むしろ景色を楽しみながらゆったり走れます。
e-Bikeでのキャンプライドは大いにアリですね!
そんなわけで今回は準備編でした。次回は当日編をアップします。
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