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リムブレーキとディスクブレーキの違い、オススメロードバイク、Emonda SL6(エモンダ)
2019年5月21日
TREK(トレック)のスポーツバイクなら、ディスカバーバイクスにお任せください。クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイクのエントリーグレードからハイエンドまで、幅広く取り扱いしております。8号線、二日市交差点に位置し、金沢、白山、小松方面からもアクセス良好。富山、石川、福井の北陸三県唯一のトレックコンセプトストアです。
ロードバイクもディスクブレーキモデルが増え始め、リムブレーキがいいか、ディスクブレーキがいいか、迷っている方も多いかと思います。
当店でも人気のあるエモンダSL 6には両方のモデルがありますので、その違いを比較してみようと思います。
2019 TREK ロードバイク Emonda SL 6
カラー:Rage Red 、Matte Trek Black
サイズ展開:44、47、50、52、54、56、58 cm
重量:7.5kg
税込価格¥336,960
2019 TREK ロードバイク Emonda SL 6 Disc
カラー:Rage Red
サイズ展開:50、52、54、56、58、60、62 cm
重量:8.1kg
税込価格¥380,160
共通部分 軽量なOCLV500カーボン製フレーム
どちらのモデルもフレーム素材や変速機などは共通です。
軽さ、剛性、快適性、バランスが非常によく、どのような用途にも使えるため、ヒルクライムにはもちろんのこと、ロングライドやレースへの参加を視野に入れても十二分に活躍してくれます。
SL6グレードでは、フロントフォーク、シートマストもフルカーボン製になりますので、やはり軽さが違います。
ドライブトレインはシマノ、アルテグラR8000シリーズがフルスペックで採用されています。
操作がより軽快になる上位機種ですので、長時間走っても後半まで快適に操作できます。
リムブレーキモデルの場合
ここからはブレーキによる違いです。リムブレーキモデルは軽量なボントレガースピードストップが採用されています。調整次第でガラッと特性が変わる優れものです。
重量の面では余分なもの?が少ないリムブレーキモデルが優れています。
ホイール、タイヤ
特にフロントホイールはリムブレーキ、ディスクブレーキで組み方が大きく変わります。
リムブレーキモデルの場合、スポークが放射線状に伸びる、いわゆるラジアル組みが採用されているものがほとんどです。
こちらも軽さという点で有利です。
タイヤの方は一般的な25Cが標準で採用されています。
リムサイドはブレーキ面となりますので切削されてアルミの地の色となります。
ディスクブレーキモデルの場合
もちろん油圧式で、アルテグラグレードが採用されています。
油圧での制御のため、制動力という点では圧倒的に優れています。
ブレーキが車軸中心に移動しますので、フォーククラウン、シートステー周りはすっきりしますね。
ホイール、タイヤ
車輪の組み方は、ディスクブレーキの場合、スポークが途中でクロスする方式に変わります。
ディスクブレーキの制動力に耐えるためですが、ねじれ剛性も高くなります。
その分、ブレーキローターも含め、重量は増えてしまいます。
ディスクブレーキモデルの方は、標準で採用されているタイヤは700×28Cになります。
少々太めなので、乗り心地やグリップに優れます。
見た目の分では、ホイールの外周部はブレーキ面が無く、真っ黒になっています。
リムブレーキモデルとディスクブレーキモデルで大きく違う部分のひとつが車輪の固定方法です。
写真上が従来のクイックレバーで、見てのとおりシャフトは割りと細いです。
対して、ディスクブレーキモデルに採用されている12mmスルーアクスル(写真下)は、軸も太く、より強度や剛性に優れています。
ブラケットサイズの違い
もう一点、ブラケットのサイズが違います。
こうして並べてみると分かりやすいかと思います。左の機械式レバーの方が小ぶりです。
右側の油圧式レバーの場合、オイルのリザーバータンクなどが必要なため、少々サイズが大きくなっています。
ですが、
リムブレーキモデル
ディスクブレーキモデル
実は大きくなっているのはブラケット頭頂部ぐらいで、レバーまでのリーチはほとんど同じレベルです。
油圧ディスクブレーキ用のブラケットは、手の小さい方むけの特別モデルもありますが、標準モデルであってもリーチの調整を行えばさほど苦も無く使うことが可能です。
リムブレーキモデルのメリット
・価格が比較的お手ごろ
・車体重量が軽い
・今まで使っていたパーツを流用しやすい
といった点が挙げられます。ロードバイクの乗り換えの方で、ホイールなどを流用したい場合はリムブレーキモデル一択です。ホイール周辺やブレーキには一切の互換性がありません・・・。
車体重量が軽くなりますので、ヒルクライム用途においては、現段階ではリムブレーキモデルの方が有利だと思います。より軽い自転車に乗りたいという方にはオススメです。
価格の面ももちろん大きなメリットですね!
ディスクブレーキモデルのメリット
・制動力が高い
・車体の剛性が高い
・タイヤの選択肢が広い
といった点が挙げられます。制動力の高さは大きな魅力で、下り坂が多い、あるいは街中でストップアンドゴーが多い環境では握力を温存できます。女性の方など、握力が小さい方にとっては非常に大きなメリットです。
ホイール周りの剛性も高く、最近のディスクブレーキモデルは、「持って重いけど乗ったら軽い」といった表現がよく出てきます。ペダリングが無駄なく推進力に変換されていくダイレクトな感覚は気持ちがいいです。
体格がある、体重があるなど、パワーがある方の場合、剛性の高いディスクブレーキモデルの方がより進む感覚を得られると思います。
モデルによって違いますが、ディスクブレーキモデルの場合、タイヤ周りのクリアランスが大きいため、タイヤの太さの選択肢が増え、より多用途に使いやすいです。
いかがでしたでしょうか?同じように見えてかなり違う面が多いです。今なら両モデルを見比べていただくことも可能です。
店頭ではより詳しく違いもお話できますので、気になる方は是非ご来店ください。
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