オーバーホールついでのフレーム磨きとガラスコーティング

12月に入りオーバーホールのご依頼が多くなってきました。

当店でのオーバーホール作業は状態によって様々ですが、ドライブトレインなど部品の脱着も伴う場合は合わせて、フレームの研磨作業、コーティング作業もおススメです。

当店では自転車専用のガラスコーティングであるガラスの鎧を取り扱っております。新車時に施工させていただくケースがほとんどですが、新車以外にももちろん施工は可能です。

性質上、部品を外した状態でないと施工できませんので、オーバーホール時は特に無駄なく作業が可能です。

しかし、ガラスコーティングだけすれば、フレームの輝きが増すかというと、そうでもありません。

新車時でも実を言うと極細かい傷が入っているのは当たり前、また自転車に乗り続ければそういった細かい傷が増えていくのも当たり前なのですが、これをコーティング前に研磨してあげることで、より艶のあるフレームに仕上げることができます。

写真だと伝わりづらいのですが、光が反射しているところの周辺、薄い波紋?のようなものが見えるかと思いますが、これが極細かい傷です。こういったものが増えていくことで、フレームの光沢が失われていきます。

ポリッシャーとコンパウンドである程度磨いてあげると、光が反射している部分周辺の傷が減っているのがわかるかと思います。

よくあるやり方ですが一部分をマスキングしてからポリッシャーをかけていくと

画像中央付近、艶が出た部分と未施工部分の違いが判るかと思います。大きな傷は消すことは難しいのですが、細かい傷はある程度きれいにできます。

この上にガラスコーティングをかけることで、使い込まれたフレームも見違えるほどに仕上げることも可能です。

どの程度きれいにできるかは、傷の深度にもよりますが、現物を見せていただければ判断可能ですのでお気軽にご相談くださいませ。

また、オーバーホール時によく聞かれるところで言うと、さび落としです。

錆の程度によりけりで、どの程度まで復旧できるかは変わってくるので、こちらもとりあえずはご相談いただければと思います。

ほかの作業を進めるうえで必須になる部分は無許可で進めますが例えば

ケーブル受けは汗が落ちやすいところに位置していますので、錆びていることが多いです。手で回せないことも多々あります・・・。

工具を駆使してとりあえずアジャスター部分を分解しましたが、バネが縮んだ状態で固まっていました。

タップ、ダイスをかけてネジ山復旧

そのままでは新しいケーブルが入らないので、内側も研磨し

問題なく使用できるように復旧しました。

ごく薄い錆の場合は、市販のさび落としなども通用するのですが、触って段差がわかるレベルになると基本的に効果は無く、削り落としていく感じになりますので、手間がかかります。その関係で金額についてはまちまちです。

そういえば忘れていましたが、簡単なさびに効くスプレーも店頭にこっそり置いてあったりします。この程度の錆であれば、割と簡単ですので、ご自身で作業するのも良いかと思います。

専門店だからこその組み立てクオリティ

当店は自転車専門店ならではの徹底した組み立てを行っております。

高価な自転車だからこそ、自転車の性能を完全に引き出し、長く楽しんでいただくための大切な仕事です。

ディスカバーバイクスの組立基準

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当店では、購入いただいたバイクに対し、生涯無料点検など、お客様が安心して乗っていただけるように万全のサポート体制を整えております。

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